第1話 「私はひとりじゃない?」


1月21日 金曜日。大寒
  寒さのピークはもう過ぎたのでしょうか・・・。
  このまま順調に春に向かってしまうのかな?

2月4日 金曜日。立春
  今年も春が近づいてくる。うっとしい春・・・。

3月5日 日曜日。啓蟄
  虫も人も生き物はみんな春が好き。
  でも、私だけは春が嫌いだ・・・。

3月20日 月曜日。春分の日
(繭子と慎一が出会う)

「涙の練習?涙の練習しているんですか?」
「練習みたいなものかな・・・」
「涙は温かい、それとも冷たいですか?。
  悲しいってどんな感じですか?それも忘れたの?
  悲しいって感じるのは心ですか?それとも魂?。
  涙を忘れた魂はきっと悲鳴を上げてる。あなたの魂もそう?」

「(ネコの)名前は何にする?」
「名前?」
「次、会う時までに決めておいて」
「次?」
「じゃ〜、明日」
「明日・・・13日木曜日3時25分。指切り・・・約束の指切り・・・」

約束を守らないのは、嘘をつくことと同じです。
もう約束はしません 繭子

「大丈夫・・・君はここにいる・・・。君はちゃんとここにいるからね」
「私は、ここに・・・」
「君はここにいるよ・・・。」

「私はずっと、自分だけが人と違うのかと思ってました」
「そんなことないよ」
「私はずっと友達ができませんでした」
「君のせいじゃないよ」
「私はずっと苛められてきました」
「君のせいじゃない」
「私はずっと悪い人間だと思ってきました」
「君は悪い人間なんかじゃない・・・君はひとりじゃない。
  約束しよう、君はひとりじゃない」
「私はひとりじゃない?」





第2話
「あなたの心がわかりたい」


「(ネコの)名前決めました・・・」
「そうか、で何にしたの?」
「ティア」
「ティア?涙?」
「この子の手触りは、涙のぬくもりに似てると思うから・・・」
「涙クンか、こいつ」
「思い出したいから練習してたんでしょ・・・?」

先生へ。私は居場所を見つけられる?

「先生はお医者様だったんですね。
  私が変な人間でも嫌がらないのはそのせいですか?
  私のこと可哀相だと思ってますか?
  可哀相だから何とかしてあげなくちゃって・・・」
「何もできない・・・何もしてあげられないのを悪いな〜と思ってる」
「私はいつも何かしてもらうだけ?」
「そういう意味じゃなくて・・・」
「じゃ、どういう意味?」
「話してうまくわかってもらえる自信はない・・・」
「私が自閉症だから?」
「人には話したくないこともあるんだ」
「私は、人の心がわかりたい」
「俺はわかられたくない!」

私の魂が悲鳴をあげています。

「先生お医者様じゃなかったらよかったのに・・・。
  わたしは先生にいろんなことを教えてもらいたいだけです。
  普通の人が感じる愛とか、嬉しいとか、悲しいとか・・・」
「悲しいなんて知らない方がいい」
悲しいを知らないと、きっと嬉しいはわからない・・・
  普通の人になりたい・・・」

「友達でいいならそばにいるよ」
「そばって?」
「時々会って、話をする・・・」
「いろんなこと教えてくれますか?」
「医者としてではなく、友達として・・・」
「ホント?
  ・・・しばらくこうしていてもいいですか・・・?。
  先生がここいるということを確かめていたいの・・・。」
「君の魂はまだ悲鳴をあげてる?」




第3話 「あなたのために笑いたい」


「どんな時に笑えばいいの?」
「誰かの味方になりたい時、誰かを励ましたり誰かを安心させたい時・・・」

「泣くのはどんな時?私は困った時に泣いてしまうけど・・・」
「泣くのは、悲しみや喜びや口惜しさを感じた時・・・」

「先生、つらかった?。泣くことが出来たの?。怖かった?」
「少しだけ・・・」
「練習したの・・・、先生のために。先生の味方になりたいから・・・。
  泣きたいのに泣けないのは辛いと思うから。
  手探りで笑うよりずっと怖いと思うから・・・」





第4話
「最初の一歩」


先生へ
仕事が決まりました。
初めて自分の力で何かを掴むことができました。
先生の言った通りにして良かった。 繭子

おめでとう
君の活躍を楽しみにしているよ。
いつもの観測と天気予報はそろそろ終わりになるのかな。狭山慎一


4月29日土曜日。あと1週間で立夏。
暦の上では夏になる。全てのものが燃え上がる夏・・・、
一足早く私のところにも夏が来た・・・。

「最初はいろんなことがあって大変だろうけど、必ずうまくいくから。
  君には空を読む力がある・・・。どんなときでも空はいつも君の味方だから・・・」
「空は私の味方。私が頑張ると先生も嬉しい・・・私が頑張ると先生も嬉しい。」

「先生といると、出来る事がひとつひとつ増えてく。
  私、もっといろんなことが出来るようになりたい。」

「これからまだまだ、大変なことがあると思うんだ。つらいこともあると思うんだ。」
「大丈夫・・・先生が教えてくれるから大丈夫。
  メニューは食べられるものを3つ選んで、その真ん中にすること。
  音が煩くないところや眩しくないところへ座ること。
  人は支えあって生きているということ。
  仕事はやりたいこをした方が後悔しないということ。
  人は誰かの味方になりたい時に笑うということ。
  私は一人じゃないということ。」
「忘れないでくれ、君は一人じゃないということ。絶対に忘れないでくれよ。」
「先生、知らないの?私は忘れることができないの。全部覚えてるの・・・」





第5話 「先生が嘘をついた」


5月6日土曜日。水雨。
  青葉に降りかかる雨。
  雨のしずくは生まれたての緑にはじかれてはじかれて落ちていく。
  私というしずくはいったいどこに流れていくのだろう・・・。

「私はやりたいことをしてはいけないの?」
「そんなことないよ」
「先生は、今までみたいにいろんなこと教えてくれるんでしょ?。
  教えてもらって練習すればきっとうまくいくんでしょ?」
「どうしても続けたいんだね?」
「初めてやりたいこと見つけたの。初めて自分で見つけたの・・・」
「あきらめたくないんだ?。この仕事は、君の誇りなんだな?」
「この気持ちが・・・誇りなの?。続けていいの?」
「君の人生は君のものなんだから、好きなことしていいんだよ。
  大事にしていいんだよ・・・」
「私の人生は私のもの・・・」


「つらい時は、好きな歌で頭を一杯にするんだって」
「あの歌、歌ってみて。いつも歌っている歌・・・」
「青い 青い 空だよ〜♪」
「その歌聞いてると、こっちまで心が暖かくなってくる。とってもやさしい、いい声だね」
「私、先生の声が好き。静かで好き・・・」

「先生は、いろんなことを教えてくれたの。
  今まで、誰も教えてくれなかった・・・もっと沢山、教えて欲しいの。
  もっと、いろんなこと知りたいの。先生はきっと教えてくれる・・・」




第6話 「恋人になりたい」



雨は空の涙・・・。
雷は空が淋しさに耐え切れなくてあげる魂の悲鳴でしょうか・・・。
光のダンスを踊らせながら私はここにいるって叫んでいるみたい。
雷が美しいのは空が深い哀しみ色に染まっているから?。
お医者さまに戻る先生の心は、今、何色ですか?
私の心はだんだん晴れてくればいいな。

「潤は、私の家族。血はつながってなくても、ニセモノじゃない。ホントの家族でしょ?。潤は私の大好きな弟。だから、ニセモノなんて言わないで・・・」

「先生は、私の友達でしょ?。
  私には家族がいて、友達がいて・・・でも、恋人はいない。
  恋人って家族と友達とどう違うの?。恋人ってどんな人?」
「友達よりも好きな人で、ずっといっしょにいたい人・・・かな」
「ティア!」
「エッ......?。あいつ、ネコだよ〜。
  そっか〜、ティアが君の恋人か〜(^○^)」
「嬉しいの。私には、ティアがいて先生がいて、ずっと一緒にいてくれる。
  先生は嬉しい時どうするの?・・・一緒に回ろう!」

「ティアがいて、先生がいると安心できる。
  ずっと一緒にいたいと思う。
  恋人がいる気持ちわかるような気がする・・・。
  先生、恋人って2人いてはいけない?」
「それは欲張りだね・・・(笑)」
「でも、友達より好きな人は恋人なんでしょ?。
  ・・・先生、私の恋人になって!。
  私先生が恋人だったら安心して落ち着けると思う・・・」





第7話
「ふたつの涙」


「恋人はどうして抱いたり、キスしたりするの?。私、そういうの嫌い・・・」
「君が嫌がるようなことをするのは、本当の恋人じゃない!」

虹は天と地を結ぶ道。
虹の端が地面と触れるところを掘ると、宝物が出てくると言う。
心と言う宝物を求めて歩いても歩いても、
私は虹のたもとにたどり着くことができない・・・。

「私は普通になれない・・・。
  頑張っても人の気持ちがわからない・・・
  潤が哀しいのも・・・先生が哀しいのわからない。
  だから・・・先生の恋人にもなれない・・・」
「そんなことない、そんなことないよ。
  君は持ってる。悲しみも愛情も・・・
  君には、君の悲しみや愛情があるんだ。
  ただそれを他の人と共感するやり方がわからないだけなんだ。

  ・・・愛情は、何だっけ?」
「魂と魂の指切り・・・」
「恋人は、魂が寄り添ってればいい・・・。
  苦しい時に側にいるのが恋人じゃないか?」

「君が今感じている気持ちが、悲しいっていう気持ちなんだよ」
「ティアは、戻ってこない・・・。もう抱けない・・・。
  鳴かない・・・。ぬくもりもない・・・
  ティアが死んだ・・・
  先生、悲しいってこんなに痛いの?。
  悲しいってこんなに苦しいの?。
  先生もこんなに苦しいの?
  ずっとずっと、こんなに苦しかったの?
  私わかってなかった・・・
  ごめんなさい、ごめんなさい・・・。」

「先生は、ずっとここにいる?いなくならない?。
  先生は死なないでね・・・。
  先生がいなくなったら私どうしていいかわからなくなる・・・。
  お願いだからいなくならないでね・・・」





第8話 「抱きしめられたい」


「先生も泣いてた・・・。私が悪いの?私が先生を悲しくさせたの?」
「違うよ・・・悲しいだけじゃないよ。嬉しくて感動したんだ・・・。
  人は感動した時にも、涙を流すんだよ。
  君が悲しいという気持ちを知って感動した。
  俺の気持ちも思ってくれて、とっても感動した・・・」
「先生は普通の人になれた?。もう涙の練習しなくていいんでしょ?。
  よかった・・・先生は普通になれた・・・よかった・・・よかった」

「私、先生を幸せにしたいの・・・」
「君は、俺を幸せにしてくれてるよ。」
「ホントに?よかった・・・」

「君のおかげで、涙が出るようになって・・・それでも、自分の気持ちを真っ直ぐ見ることができない。そんな情けない自分をもう終わりにしたいんだ。俺は、今まで君を患者だと思って見たことは一度もない・・・。二度と医者に戻ることはないと思っていた俺が、君を見る気になったのは君を誰よりも大切に思っているからなんだ。もう、人を愛することはないと思っていた俺に、君は希望を与えてくれた。これからは、君のために生きて行きたい・・・」
「その話をするのは苦しかった?。
  先生、だからお医者様に戻るの嫌だったの?だから、私が辛くしてたの?」
「私、先生が好き。空と同じぐらい、先生が好き・・・。
  今わかった、抱きしめられるというのは愛されているということ・・・」





第9話 「私に嘘をついて・・・」


梅雨・・・命を潤す滝の雨。
実りを求めて、全ての命は何日もの間ひたすら雨に打ちひしがれる。
雨が上がった時の青空だけを信じて・・・

大好きな空のこと、空と同じぐらい好きな先生につたえたい。
先生に会って話したい事が沢山あります

「姉の面倒は俺が見ますから!」
「君は、お姉さんの存在だけが必要なのか?。気持ちは必要ないのか?」
「だから姉さんには、はっきりした気持ちなんて・・・」
「あるよ!!。ただ、共感できないだけで沢山の気持ちを持ってる・・・」
「先生には、姉さんの気持ちがわかるって言うんですか?」
「わからないことを分かり合おうとするのが愛情だろ・・・?」
「先生、嘘をついて。
  私のこと嫌いになったって、私にわからないように上手に嘘をついて」
「嘘だと分かっていたら嘘にならない・・・」

「大丈夫・・・今から、先生の言うこと全部信じるから・・・言ってみて!」
「嫌いだ・・・君のことが嫌いになった・・・」
「先生は、私が嫌い・・・。先生は、私が嫌い・・・」
「先生は私を嫌いになった・・・だからもう会わない・・・。
  悲しいの・・・大事なもの失って悲しいの。
  悲しい気持ちも先生が教えてくれたの・・・。
  こんな思いするなら教えてもらわなきゃよかった。
  先生にも会わなきゃよかった・・・」





第10話 「あなたを忘れられない」


「いつかきっと彼女は夢を叶えると思う。
  私があきらめてきたこと、みんな叶えると思う。
  でも、ひとつだけ・・・うまくいってないことがあるの・・・恋人のこと・・・。
  会いたいけど会えないんだって。会っちゃいけないんだって。
  約束守らなきゃいけないって彼女そればっかり言ってるの。
  あんなに会いたがってるのに・・・」

「きっと、同じだと思うよ。会いたいけど約束したから会えない。
  その気持ちは、きっと彼の方も同じだと思うよ・・・」

「心配してた・・・。
  どうしてるんだろうって・・・。
  どこで何考えてるんだろう・・・。
  何か、困ったこと起こってないないかって・・・」
「大丈夫・・・心配しないで。
  私は一人で大丈夫だから。
  会えなくてもちゃんとやっていけてるから。
  毎日頑張っているから・・・」





第11話 「君を愛している」


「俺もね、会えなくて淋しかった・・・。
  とっても淋しかった。だから、安心してここにいていいんだよ・・・」

「無理することないよ・・・
  普通に合わせようとして我慢しなくていいんじゃないかな?。
  少なくとも俺の前ではそのままの君がいい・・・君は君なんだから。
  普通の君なんていないんだから・・・」
「私は私・・・。先生の前では、私のままでいい・・・」
「もう、俺も君の先生は終わりだ・・・。
  君の前では、教えるとか先生とかじゃなくてただの自分でいたいんだ。
  だから、先生はもう終わり・・・」
「先生はもう終わり・・・。
  先生じゃなくなったら、慎一さんはどうするの?。私は・・・私は・・・」
「自分の生き方は自分で選ばなくちゃいけない・・・。俺は、俺の生き方・・・。」
「私と慎一さんは別の生き方なの?」
「約束しよう。今は、君を守るって・・・。
  俺は昔、大事な大事な約束をした。
  結局守れなくて・・・、でもね今は許してくれてると思うんだ。
  約束は、信じあう魂が交わすものだから・・・。
  守ることが苦しい約束なんて、本当の約束じゃない・・・」

「私は人が約束を守らないことにずっと混乱してきました。
  約束を破ることは、嘘をつくのと同じ。
  でも、嘘をついていたのは私じゃない・・・。
  嘘をついていたのは、水島さん!」

「俺は、ずっと君と一緒にいたいと思ってる・・・。
  約束したいんだ。君の選ぶ生き方のどこかに必ず俺はいる・・・。
  君を愛してるから!。自分の気持ちだけは伝えておきたかった。
  言葉にして伝えることの大切さも君に教わったから・・・」

夏至・・・一年で一番昼の長い日。
太陽がその光を思う存分届けようとしているのに・・・


「私は、今の気持ちがわからない・・・。きっと、わかるようになるから〜っ!」

心という、厚い雲に見え隠れしている私の太陽・・・。
いつか来る雲の切れ間を私はさがし続けている・・・・





第12話 「君をひとりじゃない」



慎一さんへ。
  「私は私のままでいい」という意味をずっと考え続けています。
  普通になろうとして、無理に人に会わせたりするのは私らしさを無くす事。
  私が自分の生き方を自分で選んだ時、
  これからも慎一さんと一緒にいられるのでしょうか

繭ちゃんへ
  君が君であることを、何よりも大切にしたいんだ。
  僕は自分の生き方を考えながら、君の人生のどこかにいたいって
  今でも思ってる。自分の気持ちを正直に、君の生き方を考えてみて欲しい

「私はキラキラ輝くものが好き、
  空が好き、雲の形を覚えるのが好き、
  だから空を見ることが大好きです。
  でも・・・好きなものに夢中になっていると、人は変な顔をして私を見ます。
  変なのは迷惑ですか?。
  空が好きなので気象予報ができるようになりました。
  予報をするのは迷惑ではない・・・。
  人の役にたつと言うことで、こだわりをなくして、
  普通の人のようになろうと思って、わからないこともわかっているふりをして、
  我慢できないことも我慢しようとして・・・
  でも、そんな私は本当は私らしくなくなって・・・
  私は、今の私がやっぱり大事」

「私が大事なのは、慎一さんと一緒にいる時の自分。
  空を見てお天気のことを考えている時の自分。
  キラキラや好きなものに囲まれている時の自分。
  私が私らしくいられる時・・・」

「慎一さんに逢って、いろんなこと話したい。
  会社でうまく出来たこととか。
  私らしくが少しわかってきたこととか・・・。
  私らしくすることは、もっと人のことを分かろうとすること。
  そうすれば人も私のことわかろうとしてくれる。
  慎一さんは、私がひとりじゃないって言ってくれた。
  私の居場所を一緒に探してくれた。
  私が今ここにいていいんだって言ってくれた」

「私と慎一さんは約束した。
  慎一さんは、私の生き方のどこかにいるって。
  私は、自分の気持ちがわかるようになるって・・・。
  でも、まだ愛って何かってわからないの。
  慎一さんのいない部屋に一人でいたら魂が悲鳴をあげるの。
  慎一さんがいないときっと哀しい・・・
  一緒にいるとすごく嬉しい。
  いつも一緒に哀しいや嬉しいを感じていたいの」
「俺は、哀しいや嬉しいを君と分かち合っていきたい」

「慎一さんがいることをいつも確かめていたい・・・」
「愛がわからなければ、二人で捜しに行けばいい」
「一緒にいてもいいの?」
「一緒にいてくれる?」
「私はひとりじゃない・・・」


初夏の嵐、その激しい雨と風は私の中を駆け抜けて去っていった。
私の心にさんさんと降り注ぐ光だけを残して・・・。
嵐は繰り返してもこの光だけは真っ直ぐに私を照らし続ける。
信じる心という灯火があるから・・・。





そのとき二人はどんにでもいるただの人。
この世界で特別である必要はなかった。
ただひとりの人と分かち合えればよかった。

―ドナ・ウィリアムズ―

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